症例ブログcase

3週間前から前胸部に痛みを感じるようになり整形外科を受診した。レントゲンでは異常が見られず痛み止めをもらった。しかし胸の痛みに変化が無いため内科を受診した。しかし内科的に異常は無いと言われたため、心配した母親の紹介で来院された。
■所見
深呼吸時に痛みは無いが、圧痛は第5肋間に沿って有り、痩せた若い女性に多く見られる、冷えや疲労と外的な刺激が誘引になって出た肋間神経痛と考えた。
■診察
[ 初診 ]
鍼灸治療のみをおこなった。治療後肋間神経痛はVAS値で10から3と減少した。
[ 2回目 ]
来院時すでにVAS値が1と言うことで、2回目の治療した後肋間神経痛は略治とした。
■考察
肋間神経痛はレントゲンでもわからず、案外西洋医学の診察で見落とされる場合があるように思います。