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手の痺れ

手の痺れについて

症状と特徴

頸椎からの痺れは,デルマトーム(脊髄レベル)や経絡に沿って縦に出ることが多い。
痺れに対してはブロック注射や鎮痛薬の効果が見られないことが多い。
局所の痺れ以外は手術しても痺れは取れないことが多い。

原因

痺れの部位

手のどこに痺れがあるのか。
(両手か片手だけか、上腕か前腕か、手の甲側か掌側か、指の母指側か小指側か、それぞれが組み合わさったものか)など痺れの部位と範囲によって、原因が異なります。

痺れの形容による差異

ピリピリした痺れ、ジンジンした痺れ、痛みを伴う痺れ、などによって痺れの病態が異なります。

局所が原因の場合

西洋医学の病名では、手根幹症候群(手首にある手根幹部で正中神経が圧迫されて出る痺れ)肘部管症候群(肘の内側の尺骨神経が圧迫されて出る痺れ)といった局所の神経圧迫症状です。

中枢が原因の場合

頸椎の神経根部での神経圧迫、胸郭出口部での神経圧迫または血管圧迫、東洋医学では痺れが出ている経絡上の気血の滞り。

※痺れ自体の原因はこちらからご確認下さい

治療

痺れ症状だけか、痺れに痛みを伴うのか、両手の痺れか片手だけの痺れか、痺れは手の内側か外側か、痺れは指先から体幹に向けて広がっているのか等によって病態が異なり、鍼灸治療、遠絡療法のやり方が異なります。
痺れの治療は東洋医学独特の五行という考え方がないと取れない場合が多いです。

鍼灸施術

鍼灸治療は痺れの原因部位と痺れの走行に対して行います。

遠絡療法

遠絡療法は局所と離れた部位を、東洋医学独特の五行という考え方で行います。
また場合によって脊髄に対する治療を加えます。
技術面は治療者向けとなるので省略します。

自分で出来ること

  • 発症初期の段階から目と口が同時に動かないように鏡を見ながら注意してこころがける
  • 顔のマッサージをきちっと行う(やり方は基本的には表情筋の方向に沿って伸ばす)
  • 顔に強いマッサージや顔全体が動くような電気をかけない
  • 笑ったり緊張した表情をしたあとはマッサージをする
  • あくびをしたり食べたりした時に目が細かったり閉じているようなら、もう一度意識し て同じ動作を行い癖をつけない