症状と特徴
坐骨神経は腰椎第4第5神経と仙骨神経が合わさった腰から足先に到る神経で、その神経が痛む症状を坐骨神経痛と言います。
症状は腰臀部から足の後側や外側の座骨神経に沿って、痛みや重だるさ、時に痺れが出ます。
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8:30~12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
13:30~20:30 | ◯ | ◯ | ◯ | - | ◯ | ◯ |
坐骨神経は腰椎第4第5神経と仙骨神経が合わさった腰から足先に到る神経で、その神経が痛む症状を坐骨神経痛と言います。
症状は腰臀部から足の後側や外側の座骨神経に沿って、痛みや重だるさ、時に痺れが出ます。
坐骨神経が圧迫や遮断や変性して出る病気が原因で、若年者に比較的多い腰部の椎間板ヘルニアや高齢者に多い腰部脊柱管狭窄症などに代表されます。
これらは脊髄部分もしくは、脊髄から枝分かれする座骨神経出口部分で、椎間板や老化による変形によって座骨神経が圧迫されたために出る症状です。
しかしレントゲンでは腰椎の変形や座骨神経の圧迫が見られなくても、座骨神経痛の訴えはよくあります。これは腰臀部での主には筋肉の疲労硬結による圧迫が原因と思われます。
これを東洋医学では経絡(ツボを結ぶライン)を通る気血の滞りと考えています。
座骨神経の圧迫部分を解く(気血の流れを良くする)目的の治療を行います。
治療効果は大変高いです
座骨神経の経路に痛みと痺れが同時にある場合は、座骨神経の変性も疑われます。
同様に両側の下肢に痛みと痺れがある場合は、脊髄の圧迫症状が疑われますので、このような場合は腰を据えて治療をする必要があります。
鍼灸治療は腰臀部や下肢、また関連した経絡へ行います。
遠絡療法は脊髄に対してと、圧迫部位に関連した経絡に対して、五行を利用して行います。
痺れの治療、または痺れと痛みが同時にある場合は、東洋医学独特の五行という考え方がないと取れない場合が多いです。